サロンを経営するにあたり、
どこで店を構えるかは非常に大切な事です。
立地選びを間違ってしまえば、
集客に影響が有り家賃などの大きな固定費にも影響します。
立地は後から「やはり他所に移ろう」と
易々と変えることができないので、
慎重に検討しなければなりません。
そんな立地選びでやってはいけない間違いをお伝えして参ります。
目次
雰囲気だけで決める
物件の建物やビルが新しかったり、
周辺にオシャレなお店が集まっていたりすると
雰囲気がとても良く、魅力的で特別な物件に感じられてしまい
その場の感覚だけで出店を決めてしまう。
直感も否定しませんが
そこだけに頼ってしまったら危険です。
冷静に気をつけて判断しましょう。
不動産屋に左右される
不動産屋はその物件の良い所しか言ってきません。
売りたいのにわざわざマイナス面をアピールしませんよね!
「周りに高い建物がないから見晴らしがとてもいいですよ」
「前に入っていたお店もとても繁盛してましたよ」
「スーパーに買い物に来られるお客が良く通りますよ」
逆にマイナス面は言いません!
例えば、
「そこの物件が凄く西日が入ってくる所だとしたら
その事を言わずに午前中しか見せなかったり…」
「建物周辺の水はけが良く無いせいで
過去に何度も入れ替わりの激しい訳アリ物件だったり…」
後、よくあるのですが
「ここは問い合わせが多い人気の物件だから」とか
「午後から同じ物件を紹介する事になってます。」といった感じで、
とにかく契約をせかしてくる不動産屋には
あまり左右されないように気をつけましょう。
すぐに、あきらめてしまう。
一般的に言われている「一等地」は、中々空きが出ません
しかし、その「一等地」でも必ずしも良い物件とは限りません。
良いとされている駅前でも
少し場所や角度が変わてしまうと目に付きにくかったり
建物の影になってしまったりもしますので、
「この周辺でしか探さない!」
と1つの場所にこだわり過ぎてしまっていると
中々空き物件が出ずに時間だけが過ぎてしまいます。
そこで、もう少し広く柔軟に探してみることをお勧めします。
運よく良い物件に当たるかもしれません。
初めから「暇が無い」「予算が無い」を言い訳にあきらめているようでは
運も向いてこないのではないかと思います。
あきらめずに広く柔軟に考えてみる事で運も向いて来るのかもしれません!
コンセプトやターゲットが決まっていない
まず、お店のコンセプトやターゲットをハッキリさせないと
そもそも、どこを基準に物件探しを始めれば良いのかわかりません。
出店するコンセプトやターゲットによって、
おおよその立地条件が判断できます。
例えば、
回転重視で考えているのであれば…
客単価もそこまで上げる事はできませんし
多くのお客さんに来店頂かないといけないので
人通りが多い場所に立地させる必要があります。
通行人がそのまま見込み客になる確率もあり、
宣伝広告費を抑えるという点でも、
人通りが多い立地や目に付きやすい立地への出店はメリットが大きいです。
逆に高単価で富裕層ねらいであれば…
そこまで多くのお客さんに来店頂かないといけない訳では無いので
人通りが多い場所に立地させる必要はありません。
お客さんはその場の雰囲気や過ごす時間に価値を求めている
と考えることができますので、
郊外やマンションの一室、あるいは2.3.4階の物件を選ぶことで、
人通りが多くても窮屈な感じや雑踏感を軽減することができると考えれます。
といった具合にコンセプトやターゲット次第で、
探す物件も両極端に変わってきそうですね。
なので、お店のコンセプト・ターゲットを先に決めて物件を当たりましょう。
まとめ
「サロンの立地選びで、やってはいけない4つの間違い」
いかがでしたでしょうか?
物件探しが初めての場合は、
気持ちも高ぶって冷静に判断する事が難しかったりもします。
あせって契約を決める事も避けたいですし、
慎重になり過ぎて契約をしそびれる事も避けたいですよね!
間違った立地でサロン開業をスタートして、
後々、後悔しないためにも色々と気を付けたいものです。
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