サロンの開業前に確認しておきたい物件選びのポイント!

サロン開業を考えているのなら、
物件選びには絶対に失敗したくありませんよね!
その為には二つのやり方があります。

一つ目は…お金を使って実地調査の専門家に相談する
二つ目は…時間と足を使って自分で実地調査をする

となりそうです。

そもそも物件を選ぶの時に「好立地」かどうか?
を確認する必要があります。

その「好立地」とは、簡単に言うと
「ターゲットとしている人が沢山いるか?」
「行きやすい場所かどうか?」
「お店や看板がちゃんと見えているか?」

といった事のようです。

来店頂けるお客さんは2種類!

お客さんが来店するのには、
大きく分けて2つの来店動機でやって来ます。

1、「わざわざ来店」
何らかの形でお店の事を知り、距離が有ってもざわざ来て頂けるお客さんです。
もともとの顧客、リピーター客や紹介客、その他口コミ客の事になります。

2、「たまたま来店」
お店の前をたまたま通りがかって「ちょっと入ってみよ~」と
お試しや衝動的に来て頂けるお客さんです。
近所や同じ町内に住んでいる人や、
通勤や買い物などで店の前を良く通り、
お店の存在に気付いている人です。

よって、
「たまたま来店」のお客さんに来店頂きリピーター客になって頂ければ
「わざわざ来店」に繋がっていくので望ましいことになります。

そうなると、
ターゲットとしている人が「たまたま来店してくれそうな場所」
を対象に選んだ方が有利になってきそうですよね。

覚えやすい立地なのか?

覚えやすい立地=人に説明しやすい立地です。

そこで、
ポイントになるのがランドマークといって地図上の目印になる所です。
ランドマークの種類には次のような所があげられます。

・駅
・公共施設
・大型集客施設
・商業施設
・高層建築物
・有名チェーン店
その他…

このようなランドマークの近くに立地してあると
覚えてもらいやすいし、
人に説明もしやすいし、
思い出しやすいし、
来店動機も高まりやすくなりそうです。

お店や看板が本当に見えてますか?

好立地を見分ける為に、
「たまたま来店に繋がる場所」や「ランドマークの近く」
といった話をして参りましたが、
いくらその条件を満たしていても、
近くに来てお店や看板が見えやすいかどうか?
も大事なポイントになります。


特に「たまたま来店」の人を狙っているのなら、
実際にお店や看板に気づいてもらわなければ何の意味もありません。


好立地とされる駅前だとしても
店の前が駐車場で車があるとお店が隠れて見えなかったり、
近くの有名チェーン店の看板がやたらと派手で目立ち負けしてしまう…
といったこともあります。

お店や看板が本当に見えやすいか?
を確認する為には、
歩行者の自然な目線を意識してチェックしてください。
決してオーナー目線で見ない事です。

オーナー目線で見てしまうと、
お店をひいき目で見てしまいがちになりますので要注意です。

まとめ

「サロンの開業前に確認しておきたい物件選びのポイント!」
でしたが、

独立開業を考えている人であれば、
普段から色んな角度で意識して物件を見れそうですよね。

時間と足を使って自分で実地調査をする場合は、
好立地の条件として最低でも
「ターゲットとしている人が沢山いるか?」
「行きやすい場所かどうか?」
「お店や看板がちゃんと見えているか?」

を意識するようにして物件チェックをしてみてはいかがでしょうか。

アナイ ヤスヒコ『時短ヘアカットコンサルタント』 穴井 保彦

投稿者の過去記事

1975年5月23日生まれ 福岡県大野城市出身 株式会社ちょっとグループ代表取締役社長

1ヶ月で大学を辞めてコレだ!との決意で美容師の道を志す。23歳でスタイリストデビューし、熊本市内の有名サロンで店長をしながらJPA日本パーマ協会のコンテストに挑み、最優秀賞を受賞。美容師を続けていたがあまりの収入の少なさに不満を感じ、副業として夜の弁当工場でアルバイトを始める。睡眠時間3時間の生活を1年半続けるが、体調を壊して転職を決意。当時小さかった子供の成長と将来への漠然とした不安を払拭したく、業界最大手カット専門店に入社し、3年間店長として業績不振店舗を任され、6ヶ月連続昨年対比110%売上アップのV字回復を成し遂げる。
その後カット専門店のノウハウを生かし、筑紫野市JR二日市駅前でカット専門店を1人で開業し3年間無休で営業する。現在は、カット部門は私、カラー部門はスタッフに任せ2名で高生遺産の安定した経営で営業中。

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プロフィール


株式会社ちょっとグループ代表取締役社長 穴井保彦
建築士を目指して、工業大学へ入学するが、一ヶ月後にコレだ!との思いで美容師としての道を歩むスタイリストデビュー後、店長職を各店舗で経験する。しかし妻、子供のいる環境では給料が足りなく深夜の弁当工場でアルバイト、睡眠時間3時間の生活が1年半続くが体調を壊し美容師を諦めるが、大手カット専門店に入り3年後にカット専門店を1人開業する。現在は、店内にカラー専門店を立ち上げスタッフ5名と営業している。

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