どの業界も、人手不足と言われていますが
本当に美容師の人手は足りない状況なのでしょうか?
人手不足なら、
美容師はどう自分らしく生きて行かなければならないのでしょうか?
目次
美容師の人手不足の現状
美容師の数
理容師美容師試験研修センターによると…
2019年3月、2018年の理容師美容師免許登録者数を発表しました。
・美容師登録者は…1万9402人
・美容師免許登録者数は…2005年に最多の3万2252人を記録したものの、
2011年~2015年は1万9千人台に落ち込んだが、
2016年以降は2万人台を維持している。
美容室の数
厚生労働省によると…
美容業界は平成 11 年以降毎年少しずつではあるが増加を続けているようで、
平成27年3月末現在の美容所数は、
23万7,525施設で前年度比1.5%の増加となっている。(衛生行政報告例より)
要するに…
美容室の店舗数は2019年も、毎年少しずつ増加している傾向にあるようですね。しかし、それとは逆に美容師の免許件数は、
2005年をピークに減少し、
2016年以降は維持しているようですが、
それでもピーク時より約1万人も少ないという統計が出ていると言うことです。
やはり、美容室の店舗数に対して
美容師の免許件数が大幅に減ったこと
によって美容師は人手不足と言えそうです。
ではなぜ、このような事態になっているのでしょうか。
なぜ不足してしまったのか?
離職率にも表れているようで、
美容室の離職率はナント!50%という高い水準になっているそうで、
2人に1人は、1年続かないで辞めてしまうと言う悲しい現状の様です。
原因は…
美容師の仕事は、素晴らしい仕事なんですが、
傍から見るよりハッキリ言って大変な仕事なんです。
①営業時間外に自分の練習をしたり、後輩の練習に付き合ったりと、
束縛時間が長く自分の時間が少ない
②月間の休日数は平均で6~7日位で、一般的に少なく
休日にも講習に行ったりとプライベートが少ない
③シャンプーによる手荒れや腰痛などがあり
身体的な負担が大きいく体力勝負である。
④給与面も平均年収は270万円前後と、
余程の指名客を持ってないと中々厳しい
⑤女性が多い環境にありがちな人間関係でのストレス や
指名客を追っかける数字のプレッシャーなどのストレス
では、どうすれば良いのか?
答えは、2つに絞れます。
「待つか・転職するか」
or
「自分で始めるか」
今、勤めている経営者さんが考えを改めてくれれば、
少しでも頑張れる環境づくりにシフトしていきそうです。
お店は、「経営者の考え方や・やり方次第」って所が大きいですから、
「待つか・転職するか」
環境は、その経営者に頼るしかないようですね。
もう1つは「自分で始める」ですが、
これは、自分次第でどうにでもなります。
経営者は自分自身なのですから、
自己責任で後は自由の身です。
まとめ
確かに、美容業界も人手不足のようです。
そんな時代にどう自分らしく生きて行くのか!?
とても不安でしょうが…
とても怖いでしょうが…
私は、「自分で始める!」 「一人開業!」の選択をオススメ致します。
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