私は、カット専門店を一人開業から初めて、
上手く軌道に乗る見込みが見えてからスタッフを雇い始めました。
どんなに優秀な人でも
どんなにしごとに時間を多く費やそうとも
一人では必ず限界が見えてきます。
しかし、
ビジネスを一人でやるのとスタッフを雇入れてやるのでは
全く意味合いが変わってきます。
マネジメントが必要になるのです。
そこで、美容師オーナー技術者とスタッフの仕事内容の違いから見て参ります。
目次
仕事内容の違い
一見すると現場では…
オーナー技術者もお客さんを担当して
シャンプーやブローも当たり前にします。
一方スタッフも同じようにすべての技術お行います。
さほど、変わらない様に見えますが…
スタッフの仕事内容
- 現場での通常業務
- 個人の売上管理
- スタッフ教育
- その他いろいろ
オーナー技術者の仕事内容
- 現場での通常業務
- スタッフとお店全体の売上管理
- スタッフ教育のガイド作り
- スタッフの給料計算
- スタッフのシフト作り
- スタッフのマネジメント
- お店の収支バランス
- SNS、ホームページの更新
- 新規集客の開拓
- マニュアル作り
- キャンペーンや新メニュー作り
- その他いろいろ
ざっと出してみましたが、
オーナー技術者の仕事には、
明らかに現場以外での仕事量に違いがありますよね!
優先的に考えている事の違い
「仕事内容の違い」に引き続き「思考」にも違いがありそうですが、
どのような違いがあるのでしょうか?
まず、スタッフの「優先的に考えている事」の中には、
お客さんに喜んで帰ってもらいたい!などの思考と、
その反面お昼休憩はキッチリ取りたい…
閉店間際にお客さんに来てほしくない…
などの思考も働きそうですよね。
オーナー技術者の場合は、
第一に、お店が存続する為に利益が欲しい!
その為に沢山お客さんを迎えて、
固定経費や材料コストを抑えて無駄を無くしたい!
と、考えている事が多いようです。
間違っても「スタッフ第一」何て考えてはいけません!
利益が出てスタッフに給料を支払う事が出来るのです。
だからと言って、決してスタッフを粗末に扱え!こき使え!
と言っているわけでわありませんよ~
スタッフはビジネスパートナーなのですから…
まとめ
私がスタッフだった頃の経験や考えていた事をもとに書いてみました。
勿論、中には意識高い系のスタッフも存在するのでしょうが…(笑)
「美容師オーナー技術者がスタッフを雇ってからの注意点」を見てきましたが、
スタッフは、現場で仕事をして給料を受け取り
オーナー技術者は、現場で仕事をするスタッフの労働力に給料を支払う
これだけ、立場に違いが有るのですから
仕事内容の違いや価値観の違いにも影響して当然ですよね!
そういった本質を理解しておくと
スタッフのマネジメントにも過剰に期待することなく
ある意味、割り切って考えられる余裕が持ててよいのかもしれませんね。
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