コレから始めるぞ!

美容師が「独立・開業」を意識してきたらコレから始めよう!

全ての美容師が「独立・開業」を考えている訳ではないでしょうが、
少しでも「独立・開業」を意識してきたら、
コレから始めてみてはいかがでしょうか?


実際に私が「独立・開業」の前に以下の事をやってみて、
良かったと思える事をお伝えして参ります。

経営誌や開業関連の本を読む

本は身近な参考書です。
まずは、開業関連の本を手に取ってみるのがオススメです。

美容室開業に関連する本ですので、
普通の本屋さんにはまず置いていません。

材料屋さんやネットで検索して調べてみると色々と出てきますが、
中でも美容室の開業に関しては、
「これ一冊で大体の事が分かる…」
と言うような総合的な攻略本を持っていると
全体像が見えてとても良いですね。

自己資金の準備

夢を持つことはとても大切で良いことですが、
現実を避けては通れません。

「独立・開業」には、まとまったお金が必要です。

他所から借りるにしても自己資金は必要ですので、
普段から浪費の癖を直し資金計画を持って
準備する事も忘れないようにしましょう。

とは言っても「そんなまとまったお金なんて無い」
という美容師がほとんどだと思います。
私もその一人でした。

私の場合は妻の理解を得て
子供たちのお祝い金やその他の貯金を全てかき集め
自己資金として金融機関に提出し借入をする事が出来ました。
勿論、融資が下りたらすぐに返しましたが…
ま、大変でしたね~

そのようにお金の問題は大きいですから
現実から目を背けずにしましょうね。

サロンのコンセプトを考える

どんなサロンにすれば成功できるのか…?
色々と考えますよね!

そんな時にコンセプトが必要になってきます。
コンセプトとは…
お店全体を通した一貫性のある根本的な考え方で
一本筋の通った軸の様なモノでもあります。

必ず成功するコンセプトと言うモノは無いのですが、
そのコンセプトを考えて出店するかどうかで、
「失敗するか成功するか」の確率は大きく変わってくるでしょう。

SNSなどの情報発信に慣れておく

今の時代、集客ツールの1つとして、
SNSでの情報発信は必ず必要になっています。

初めの方はやっていたけど今はめんどくさくて全然やっていない…
といった人もおおいのでは無いでしょうか?
しかし、いざ「独立・開業」となると、
多くの人に向けて情報を発信していかなければ気づいてもらえないのです。


自分は何が好きで、何をやっている人で、何を持っているのか…
勇気をもって自分を表現していくことで、
周りはソコに初めて興味を持つのです。


周りに振り回されること無く楽しんで情報発信が出来ると良いですね!

オーナーに早めの独立意思を伝える

逆の立場で考えてみると分かると思いますが、
お店から主力メンバーが抜けるのは、
お店のオーナー側からすればとても頭が痛い問題です。

人間関係は大切です。
せっかく何かのご縁で出会ったのに、
「もう関係なくなる、知った事ではない」
と迷惑をかけて辞めていくのはもったいないです。

その為にも普段からコミュニケーションを積極的にとっておき、
「ゆくゆくは独立してやりたい」
と自分の意思だけは早めに伝えておき
いざ決意が決まれば改めて時期や希望を伝えるようにしましょう。


オーナーもその後の人員対策が早めに出来ますし
お互いが、いがみ合う悪う関係も無く円満退社する事が出来るかもしれません。

まとめ

美容師にとって「独立・開業」は夢です。

せっかく技術習得に時間とお金を投資してきたのですから、
夢を諦めないで1つ1つ行動にして始めてみてはいかがでしょうか?

行動は行動を生んでいきます。

そして、
きっと今のサロンワークもより楽しいモノになって行きますよ!

アナイ ヤスヒコ『時短ヘアカットコンサルタント』 穴井 保彦

投稿者の過去記事

1975年5月23日生まれ 福岡県大野城市出身 株式会社ちょっとグループ代表取締役社長

1ヶ月で大学を辞めてコレだ!との決意で美容師の道を志す。23歳でスタイリストデビューし、熊本市内の有名サロンで店長をしながらJPA日本パーマ協会のコンテストに挑み、最優秀賞を受賞。美容師を続けていたがあまりの収入の少なさに不満を感じ、副業として夜の弁当工場でアルバイトを始める。睡眠時間3時間の生活を1年半続けるが、体調を壊して転職を決意。当時小さかった子供の成長と将来への漠然とした不安を払拭したく、業界最大手カット専門店に入社し、3年間店長として業績不振店舗を任され、6ヶ月連続昨年対比110%売上アップのV字回復を成し遂げる。
その後カット専門店のノウハウを生かし、筑紫野市JR二日市駅前でカット専門店を1人で開業し3年間無休で営業する。現在は、カット部門は私、カラー部門はスタッフに任せ2名で高生遺産の安定した経営で営業中。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール


株式会社ちょっとグループ代表取締役社長 穴井保彦
建築士を目指して、工業大学へ入学するが、一ヶ月後にコレだ!との思いで美容師としての道を歩むスタイリストデビュー後、店長職を各店舗で経験する。しかし妻、子供のいる環境では給料が足りなく深夜の弁当工場でアルバイト、睡眠時間3時間の生活が1年半続くが体調を壊し美容師を諦めるが、大手カット専門店に入り3年後にカット専門店を1人開業する。現在は、店内にカラー専門店を立ち上げスタッフ5名と営業している。

PAGE TOP