「ヘアカットの切り方」実は3通りで出来ていた!

チョキチョキ、チョキチョキと髪を切る…という行為、
ハサミで切っていくのが一般的です。

所が以外とそう単純では無いことをやっているのですね~。
その単純作業ではない所を“3通り”お伝えしたいと思います。

「道具で切る!」

これはごく当然の答えですが、
美容師が髪を切る時は道具を使います。
「シザー・セニング・レザー・バリカン」
といった道具で切る事が多いですよね~

道具はとても大事です。

どの道具で髪を切るかによって
同じ人が同じヘアスタイルをカットしても
道具によって変わるのです。


なので技術者は道具にこだわりを持って
仕上げたいゴールに向けて道具を使い分けるのです。

「左手で切る?」

髪を切る時は右手にハサミやバリカンなどの道具を持って切りますが、

その時、左手で毛束を持って切ったり
左手に持つクシで毛束をすくって切りますので
「左手で切る」と言っても過言ではありません。

左手で持った毛束が正確に引き出せていないと
いくら高価なハサミでカットしても
狙った型にはカット出来ません。


なので「左手で切る」と言った考え方はとても重要なのです。

「目で切る!?」

これは、実際にヘアカットをすると行った行為ではなく、
カットに入る前の段階です。

美容師はただ漠然と髪を切るわけではありません。
ビフォーの状態から
カットするイメージに近づけるために
目で見てどこをどの様にカットすればどの様になるか
を事前に見きわめる必要が有るのです。

髪質や骨格や毛流、毛量、太さ固さ、ドライの状態、ウエットの状態など
1人1人違いますのでソコを見極めてカットに入るのです。


お客さんが希望スタイルの写真を持ってこられる時も
そのスタイルがどの様にカットされているのかを
目で見るて分析する力が必要です。

実際にカットに入る前に、
「目で切る必要がある!」と言うことです。

まとめ

最後まで読んでどの様に感じましたか?
特に最後の「目で切る」はとても重要な要素なんですよね~

美容師がお客さんをカットする時は
色んな事を考えて総合的なカット技術となっていたんですね~


なので、美容師はこの髪を切ると言う仕事に
誇りを持って取り組んで参りましょう!

アナイ ヤスヒコ『時短ヘアカットコンサルタント』 穴井 保彦

投稿者の過去記事

1975年5月23日生まれ 福岡県大野城市出身 株式会社ちょっとグループ代表取締役社長

1ヶ月で大学を辞めてコレだ!との決意で美容師の道を志す。23歳でスタイリストデビューし、熊本市内の有名サロンで店長をしながらJPA日本パーマ協会のコンテストに挑み、最優秀賞を受賞。美容師を続けていたがあまりの収入の少なさに不満を感じ、副業として夜の弁当工場でアルバイトを始める。睡眠時間3時間の生活を1年半続けるが、体調を壊して転職を決意。当時小さかった子供の成長と将来への漠然とした不安を払拭したく、業界最大手カット専門店に入社し、3年間店長として業績不振店舗を任され、6ヶ月連続昨年対比110%売上アップのV字回復を成し遂げる。
その後カット専門店のノウハウを生かし、筑紫野市JR二日市駅前でカット専門店を1人で開業し3年間無休で営業する。現在は、カット部門は私、カラー部門はスタッフに任せ2名で高生遺産の安定した経営で営業中。

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プロフィール


株式会社ちょっとグループ代表取締役社長 穴井保彦
建築士を目指して、工業大学へ入学するが、一ヶ月後にコレだ!との思いで美容師としての道を歩むスタイリストデビュー後、店長職を各店舗で経験する。しかし妻、子供のいる環境では給料が足りなく深夜の弁当工場でアルバイト、睡眠時間3時間の生活が1年半続くが体調を壊し美容師を諦めるが、大手カット専門店に入り3年後にカット専門店を1人開業する。現在は、店内にカラー専門店を立ち上げスタッフ5名と営業している。

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